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CALL OF DUTY4 ４コマを鋭意制作中――なのだが、その合間に（今更ながら）難易度ベテランの「マイルハイクラブ」をクリアした。
がんばりましたよ！ 自力で！ まぁ「最初のトイレから出てくる敵は無視して走り抜ける」
というテクニックは以前に2chのCOD4スレで聞きかじっていたので、完全な独力とは言えない。が、
９割以上は自分の力と根気と守護天使（モヒカン）の働きによるものだと自負してよかろうと思う。
「味之介くん？ 世の中には攻略動画っていう便利なものがあってね？」
と言われそうではあるが、ホラ、あれだよ。男には自分だけの力で勝負したい時ってのがあるじゃない？
今どき流行らないのは分かってるんだけどさぁ、なんていうの？ 男の生き方っていうのはこういうものじゃないかな、なんてねウフフ思ったりするんだよウフフフフ。
（←天狗のように鼻を伸ばし『褒めて褒めて』オーラを振りまきつつ）
いや失礼。不快な書き込みがあったことをお詫びいたします。ヌルゲーマーは少しマシな成績出すとすぐ調子ブッこくから嫌よねぇ。
別に管理人は日頃から自力クリアを貫いているわけではない。COD4はたまたまラストまで自力でいけたので、
どうせだから最後までやってみるかと思っただけである。おかげで高難度アクション攻略の醍醐味をたっぷり味わえた。
敵の動きを観察し、配置を推測し、反応を予測する。その上でベストなルートを最速で移動し、
ベストな攻撃を最速で叩き込む。
特殊部隊は最小の銃撃で斃す―――三発撃ち込めば人は死ぬのだ。
COD4のテロリストは防弾チョッキ着けてないしね。BLACKのアタコーヨ共じゃこうはいかねぇ…
いやそれは関係ないか。とにかくトライ＆エラーの繰り返し。
どこをどう進んでもデッド・エンドにしか行けないような状況で、気持ちがくじけそうになったことも一度や二度ではない。
だが、その死地にほんのわずかにほころびが見える時がある。
それが「ひょっとして、こうすればいけるんじゃないか？」という希望につながり、そこからまた新たなトライ＆エラーが始まる。
夜中１時を過ぎて失敗が込んでくると、だんだんテンパって「脳漿オオオおおおブチまけろおおおあああこのクソカス共があああああああ」
と荒木飛呂彦風にブチ切れそうになるのだが、万難を排してクリアした達成感は格別だった。
理不尽さが難度を上げているようなゲームはともかく、良質といわれるアクションゲームは、
そこにたどり着くまでに磨いてきた技術と積み上げた経験、そしてバケツ一杯の根気とスプーン一杯の幸運があればなんとかなるものだと改めて感じた。
いまだに「脱・初心者」レベルの管理人がどうにかなったくらいだしね。
不思議なもので、あれだけ苦しい思いをしたこのミッションも、クリアするとまたやりたくなってくる。
「なんとしてもベテランを全制覇せねば」という気負いが消え、気楽に取り組めるようになるためだろう。
管理人はもともとタイムアタックに熱くなるタイプではないのだが
（最初の訓練シーン実績は放置したまま）、
戦闘に重きを置いたスピーディな展開は何度でも挑戦したくなる面白さがある。
先日も「また失敗か。うーん…もう一度だけ挑戦してみるか」のくり返しで１時間が過ぎていた。
その間、再クリアに成功したのは１回だけだったので（最後まで行ったものの人質を誤射したのが１回）、
管理人の攻略法はまだまだ不完全な部分が多いと見える。
いずれ自分なりに納得できるやり方が見つかったら、改めて先人たちの攻略動画に学んでみようと思う。
あとね、やっぱこの「マイルハイクラブ」はシチュエーションがいい。
幾多の激戦をくぐり抜け、チームでただ１人生き残ったソープの「その後」が描かれたこのミッション。
特殊部隊の男たちを描いた「CALL OF DUTY4」のしめくくりとして、これ以上ふさわしいエピローグもない。
スタッフロールが終わった後、突如として流れる何者かの声――
We're going deep and we're going hard.
突入して一気にカタを付ける。
Surly you can't be serious?
お前イカれてるのか？
I'm serious, and don't call me surly.
俺はマジだぜ。やってやるさ。
バーナーらしき赤い光が闇を切り取り、舞台が切り替わる。そして始まる最後のミッション。
派手ではないが、イカした演出だ。
なにより、エピローグをまるごとミッションに仕立ててプレイさせてくれるってのが嬉しい。
映画的に魅せることをテーマにしつつ、“FPS”であることを徹底して貫いてきたCOD4の、物語として、そして「ゲーム」として、あまりにも見事な締めくくりと言えるだろう。
「映画的」であることを目指したゲームはいくつもあるが、COD4がその中で今後も長く語り継がれる傑作になることは疑いない。
キャンペーンの全てを終えて改めて思うが、オン・オフともにここまで高レベルにまとまったゲームはなかなかお目にかかれない。
これからGOW2も出るし、おそらく来年にはCOD5もMOHの続編も出るだろう。だが、それでもこのゲームは長く遊んでいきたいものだ。
同じように愛着を感じている人は他にもいるようで、それを紹介して終わりとしたい。
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