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メリークリスマス。帝国主義のブタども(←BFBC的挨拶)
さて、今年もつつがなくクリスマスがやってきた。本来なら華々しくクリスマスネタをやるべきところだが、あいにくウチの悪党が全員出払っているので、今回もテキストのみの更新となります。
斬新な言い訳だなオイ。絵が間に合わなかっただけのクセに。
というわけで、クリスマスということでギャルゲーの話をしようと思うのだが、ここ数年そのジャンルから遠ざかっており、特に語るものもないのが実情。思い出語りをするなら…「プリズムコート」かな。あれは面白かった。
…なに、プリズムコートを知らない? やれやれ、最近の若者は古典の教養もないのか…。しょうがない、簡単に説明するとこんなゲームだ↓
「全国優勝だと」
香澄が喚くように言った。それ以上、言葉は出てこないようだ。
ボールを打ち続けた。憑かれたように、六人ともコート内を走り回った。
胸元も額も、汗でべとべとになった。最初にそれを拭ったのは、ナツキだった。
「うまいスパイクだった。教え方がよかったのだ」
体育館の中には、ボールが十数個ほど転がっている。
「思いきりコート内に決めたのは、久しぶりのような気がする」
スパイクも満足に打てぬアタッカーが、全国優勝すると言うのを、智里はなぜかおかしいとは思わなかった。全国で優勝しようと思っている人間がいる。それを、眼の前にしている。
「本気なんですね?」
「本気だ。誰が嗤おうと、あたしは自分の夢を大事にするつもりだ。命を大事にするよりもな」
それ北方三国志じゃねぇのかという突っ込みを聞き流して解説すると、女子高バレー部のコーチとなってチームを全国優勝に導くゲームだ。当時('98)は数多くあった「美少女育成シミュレーション」のひとつだが、その中でも群を抜いて完成度が高かったにもかかわらず埋もれてしまった不遇の名作である。
育成の結果が試合での動きにしっかりと反映され、はじめはヒョロい球も拾い損ねていたボンクラがやがては強烈なスパイクもしっかりレシーブしてトスに繋げ、見事なアタックを決めるようになるのを見るのは、コーチとして大きな感動があった。
また、チームメンバーそれぞれにシナリオが用意され、それが全国大会で出会う個別のライバルとも絡んでくる構成も面白く、実によくできたゲームだったと今でも思う。
現在管理人がギャルゲーをやらなくなったのは単に時間がないからだが、もしもバイオレンスアクションより面白いギャルゲーがあるんならやってみたいと思わなくもない気がする。
じゃあどういうものがいいのか? 自分が今、やりたいギャルゲーとはどんなものなのか自問自答してみたが、さして悩むこともなく、すぐ答えが出た。
定期的に悪党がヒロインを襲いに来るゲーム。
悩む悩まない以前に考えてすらいないんじゃないのかと突っ込まれそうだが、こういうのはシンプルな方がいいのだ。第一おめぇ、ギャルゲーにうまいことバイオレンスアクション要素を取り入れるんならこれしかないだろうよ。悪党とのバトルをアクションにすればアクションゲーマーも取り込めるだろうから、企画としては悪くないはずだ。
というわけで細かく考えてみようか。
・頂点(てっぺん)を獲れ! バイオレンス学園ギャルゲー
舞台となるのは、一応は共学だけど男の方が極端に多い高校。女子、それもかわゆい女の子となれば世紀末荒野の水なみに貴重な存在であり、欲するならば力で奪い取るしかない世界!
そこでは「曲り角でうっかり女の子と衝突」などという甘いお約束は通用しない。 モヒカンの一団とぶつかる。そこで当然の流れとして血みどろの乱闘となり、ボスを倒せばそいつが囲っていた女生徒(ヒロイン)が自動的にゲットできるという寸法だ。しかしそれは新たな闘いの幕開けに過ぎなかった! 主人公の女を奪おうと荒くれどもが挑んでくるようになり、学園に立ちこめる血と汗の臭いはますます濃密さを増してゆく。
時には気紛れで体験入部した文芸部の部長(たおやかな美女。眼鏡で黒髪ロング)に淡い恋心を抱いたりもするが、その部長も上の学年で幅をきかせている悪党の女だった!
ならどうする? 簡単だ。欲しければ力で奪い取ればいいのだ。
こんな感じで、学園を制圧して百花繚乱のハーレムを築いてもいいし、心に決めたひとりの女を守り通してもいい。逆に、「私は強い男にしか興味ないの」という女王様気質の美女に仕えてもいいし、全てのヒロインをフリー状態にして放置し、それをめぐる悪党どもの醜い争いを高みから見物するのも面白い。
問題は闘ううちにその快楽に取り憑かれ、ヒロインとかどうでもよくなること。特に管理人のようなタイプは確実にそうなる。
ヒロインとの繋がりが薄くなるようじゃギャルゲーにする意味がないので、ちょっと軌道修正した案を出そう。よりシンプルに、それでいてアクションも、ということなら「女の子を守って戦う」というシチュエーションが一番いいだろう。
主人公は何らかの目的でヒロインと2人きりで長い旅をするって設定で。陳腐ながら大いにロマンスが期待できる設定ではないか。
・2人旅でGO! 苦難が絆を強くするサバイバルギャルゲー
現代劇ならいざ知らず、中世ヨーロッパをベースにしたファンタジーものなら、旅には困難がつきものである。街道を歩き、宿場町で一夜の宿がとれるならいい方だ。時には山中で野宿することもあるだろうし、獣や野盗にも警戒せねばならない。ファンタジー世界ならもっと危険な怪物だっているだろう。
そんな旅を2人きりで、しかも連れ合いはか弱い女の子(ということにしておこう)となると、色々と気を遣わねばならないのは確かだ。歩けなくなったら自分がおぶってやらねばならないし、野営の時もなるべく快適な場所を選ぶ必要がある。食べ物だっていつも保存食じゃ嫌がるだろうし、女の子なんだから体だってできる限り清潔にしていたいだろう。
書いてるだけでウンザリしてきたけど、そういう細かな要求に応えていくことで好感度アップをはかるわけだ。「甘えんな! 死にたくなければ歩け! 食えるものは食え!」とか怒ってはいけない。これは特殊部隊員のサバイバル訓練ではなくギャルゲーなのだから。
戦闘についてもそれは同様。道中で襲ってくる野盗・悪党・魑魅魍魎をバッタバッタとブチ殺すことも時には必要だろうが、目的は飽くまでもヒロインを守ること。「どっかそのへん隠れといて」などと投げやりな指示を出して自分はノリノリで戦闘、などという真似は許されない。
身を挺してヒロインをかばったり、形勢不利と見るやお姫さま抱っこで遁走したり、あるいは戦闘そのものを避ける機転も求められる。自分一人の旅より多くの困難をクリアせねばならないが、その中で主人公とヒロインの結びつきは強固なものになっていくはずだ。
さて、我ながら悪くない企画だと思うのだが、今のトレンドを考えるとこれだけではちょいと弱い。やはり少しは流行の要素を入れる必要があるだろう。つまりCoop(協力プレイ)の搭載だ。
フレンドにヒロイン役をやってもらうことで、このトキメキ2人旅をより血の通った濃密なものにできるというわけだ。
もちろんツーマンセルで敵と戦うとかそういうことではない。ヒロインは非戦闘員だからね。じゃーヒロイン役は何をするかというと、「がんばって!」「大丈夫ですか?」「ごめんなさい」「てへっ♪」等の仕種や、VC(ボイスチャット)を活用して、萌えヒロインのロールプレイをしてもらうわけだ。
当サイトの雑文「ギャルゲーでもオン対戦とかCoopしようぜ!」で述べた、ヒロイン乗り移り案の発展系だと思ってもらえればよい。
先にも述べたように、この「2人旅ギャルゲー」はヒロインと常に寝食を共にする生活密着型のゲームなので、、様々な萌えシチュエーションが想定できる。水場を見つけたら水浴びを要求するとか、野営の時は一緒に寝てとだだをこねるとかね。
そういったイベントを自ら作り出してホスト役のプレイヤーを萌え殺すことがヒロイン役の目的となる。わざと足を引っ張るようなことをしてドジっ娘を演じる高等テクだって可能だろう。VCで甘く語りかければさらに盛り上がること間違いなしだ。
VCでオカマプレイをするうちに覚醒しちゃう人も出てきそうだがそこまでは面倒見きれん。まぁ自分の新たな可能性を見つけたら、たまにはハメを外してみるのもいいんじゃないかな。クリスマスだしね!
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