|
言わずとしれたセガの名作「アフターバーナー」だが、初代及び2が稼動したのは1987年。それからおよそ20年を経た2006年にこのABCが登場し、さらに4年を経て今回のXBLA及びPSNでの配信となった。初代からこのタイトルに触れ、今またこの時を心待ちにしていた筋金入りのファンもいるのではなかろうか。
DMCやベヨネッタで有名なクリエイター神谷英樹も熱心なファンだったようで、配信前からその昂ぶりをTwitterで放出していた。もっとも、配信後はキーコンフィグがないことに絶望して翌日は上海をやっていたようだが。
管理人はというと、実はアフターバーナーはコレが初体験だったりする。ヘボゲーマーにとってはあの晒し者になりかねない大型匡体は非常に敷居が高かったし、これまでのコンシューマ移植作も手に取る機会がなかった。そういう事情もあってこのXBLA版ABCは楽しみにしていたが、BFBC2でコテンパンにされて鬱屈した気分も吹き飛ばす、爽快なシューティングゲームだった。
音の壁をブチ抜くほどのスピードで空を飛び、次々と現れる敵機を多重ロックオンで撃破する。ドッグファイト? 何それ的な超高速の戦闘がとにかく楽しい。ノリのいいBGMもあいまって、ついついプレイを重ねてしまう中毒性がある。このゲーム特有のスピード感も脳内麻薬の噴出に大きく貢献しているのは間違いない。
機首(照準)を動かしてもそのたびに画面中央へ引っぱられるというクセがあり、最初はなかなか思い通りにロックオンできないのが最初はつらい。しかしランダム要素は少ないため、敵機の出現ポイントを覚えればなんとかなるし、ゲージを溜めて発動する「クライマックスモード」ではスローモーション&照準拡大という恩恵が受けられるため、「全然ロックオンできねーよ!」となることはない。
管理人は利用していないものの、プレイしているうちに「EX OPTION」が解放され、自機の耐久力アップなどができるのも初心者には好評なようだ。
80年代のアクション&シューティング全てに言えることだが、シンプルながらのめり込んでしまう楽しさがある。1プレイの時間が短いのも、サクっと楽しめて非常に良い。
今のゲーム市場はいろいろ問題点もあるだろうが、GOW(GΩW)のような超大作アクションと並び、こういったアーケードライクなゲームが同一ハードで並存できるのは喜ばしいことだと思う。そりゃ前世代だってこの手のゲームは移植されてたけど、完全に日陰の存在だったからね。
今回初めてABに触れた人間がこんなことを言うのもなんだが、若い人にも是非プレイしてもらいたい良作だと思う。値段も1000円以下とお買得でもあるし。
|