11.09/20 Geas of War 3
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 管理人が思うに、Gears of Warのキャラクターは日本で最も愛された洋ゲーキャラではないかと思う。少なくとも、ムッキムキ筋肉バイオレンスアクションという「洋ゲーらしい洋ゲー」でありながら、その「洋ゲーらしさ」を愛されたキャラクターという意味では随一ではなかろうか。
 Xbox360というオタ層がやたら厚いハードの看板であること、話題の高さに引けをとらない傑作だったこと、吹替えのレベルが高かったことなど、いくつもの要因が結びつき、マッチョイズムへの揶揄を交えながらも愛されてきた。

 そんな中で、ほぼ存在を無視されてきたのがアーニャさんである。

 マーカスらをサポートするオペレーターとして登場し、かつ(人間側では)紅一点というおいしい立ち位置だったにも関わらず、全く人気がなかった。ファンアートもアーニャの絵は非常に少ない。言っちゃなんだが、ベルセルクの絵の方がまだ多い。
 もっとも洋ゲーヒロインがブサイク呼ばわりされるのは珍しいことではない。HALOのコルタナも初代は「いくらなんでもこりゃねぇだろ」ってビジュアルだったし、3では見違えるほどの美人になったが、劇中での扱いの悪さもあって日本での評価を覆すには至らなかった。

 さぁ、そこで我らがアーニャさんはどうなるか!
 GOW最終章と噂される3では戦闘要員に格上げになり、髪形のみならずコスチュームも大幅にイメージチェンジ。ほぼ別キャラといっていいほどに様変わりした。
 毎回落ち着かねぇキャラだなという批判もあるだろうが、初代から着実にレベルアップしている点は評価すべきだろう。1〜3までの写真で比較してみよう。




 1はストレートに不評で、いたるところで「サル顔」と馬鹿にされた。確かに髪形からしてパッとしない感じではあるが、質実剛健なカンジで荒廃した世界観に合っていたとは思う。顔のモデリングはもっと頑張って欲しかったが。

 2では髪形がぐっと女性らしくなり顔立ちもかなりマシになったが、「ああ、整形したのね」と冷やかされた以外には特に好評とも言えなかった。日本語版では声優が変わったことも、キャラの確立という点ではマイナスに働いたと思われる。B.カーマインが萌え需要を独占してしまったことも一因だろう。

 そして3。顔のモデリングは2と比べて遜色ないし、髪形もこれはこれでいい。ていうか個人的にはかなり好みだ。プレイヤーキャラとして戦闘に参加することに関しては賛否両論だろうが、ビジュアルだけ見れば凛々しくてカッコいいではないか。

 にも関わらず審美眼の欠落したヌケサクどもは、やれ今度は肉体強化だ、やっぱりゴリラ女だのと、およそヒロインに投げかけるものとは思えない言葉を投げつけている。他人の感性にケチをつける気はないが、あの華奢な二の腕を見てどこからゴリラなどという台詞が出てくるのか。……確かにローカストをマウントで殴り殺したりするけどさ。

 というかですね。3における彼女のコスチュームは、従来より脚のラインがはっきり出ていたり胸元が開いていたりと少なからずセクシー度がアップしているのだが、それに触れている人はほとんどいない。管理人の知る範囲では皆無である。


【Xbox360】Gears of War3 act.1【GoW3】

261 :なまえをいれてください:2010/04/21(水) 23:50:49 ID:Sodj8I+i
マーカス達がやられCOG軍は壊滅
それでもアーニャは単独で敵本拠地に突入する
だがそこで待ち受けていたのは想像を絶する地獄だった・・・

触手ランベントによる終わらない恥辱・・・
逆らえない快楽に堕ちていくアーニャ・・・
そして触手ランベントの恐るべき計画とは・・・

なんとなくこんな同人が出そうな気がする

262 :なまえをいれてください:2010/04/22(木) 01:18:20 ID:BohM7CXq
でねぇよw 誰得だよw



 誰得ってそれちょっとひどくないですか?
 貴重な女性プレイヤーキャラでまずまずの美人だし、普通ならヒロイン扱いされてもおかしくないだろうに。L4D2のロシェルあたりと比べれば雲泥の差ですよ。某アイマスのアラサー事務員と比べれば年齢的に「女の子」で通用するし、日本で人気出ない理由が分からないのだが。みんなもっと優しくしようぜ。






 そんなわけで、当サイトではアーニャさんをGOWのヒロインとしてプッシュしていきたいと思います。
 なに? ベルセルク復活だからそっちがいいだろって? すいませんローカストの方は今回ご遠慮いただいてますんで。つうかてめーらはもっとクイーン推せ。ファンアート描いてdeviantARTに投稿しろ。



追記:
 というわけで当サイトはアーニャをプッシュしていく予定だが、女性キャラ参戦については無条件に歓迎できない気持ちも少なからずある。ムキムキ筋肉カーニバルな持ち味が薄れるというのがその理由だが、さらに言えば「戦闘という暴力行為の陰惨さ」がかえって強調されたように感じるのだ。

 1・2は敵も味方も戦うためだけに生まれたようなナチュラル・ボーン・ソルジャーズだったので、肉が爆ぜ血が飛び散るバイオレンスアクションを無邪気に楽しむことができた。だがその対象が細身の女性にまで及ぶとなると、爽快感ではなく痛々しさをまず感じる。
 あと、3の脚本は女性が担当するらしいってのも気になる要素だ。生ヌルい話になるんじゃないかと心配しているわけではなくむしろ逆で、こっちがドン引きするくらいエグい演出を盛り込んでくるんじゃないかと気がかりなのだ。
 例えば映画「パニッシャー・ウォーゾーン」も女性監督だが、かなり過激なバイオレンスシーンが続出するし、女性警官とかも容赦なく殺される。男性監督ならそのへん多少は遠慮すると思うんだよ。
 デヴィッド・リンチの娘が監督した「サベイランス」も相当エグい描写があるっていうし、ついでにいえばエロゲーの脚本でも女性ライターの場合はかなり「女性キャラに対して遠慮のない」描き方をすると聞いたことがある。

 でもよく考えたら、前作でも女性キャラがドン引きするような目にあってましたね…。こりゃあアーニャさんもちょっと覚悟してた方がいいかもわからんよ。




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