07.01/25 暴弾の男
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 新年明けましておめでとうございます。

 新たな年の始まりを迎え、当サイトも心機一転、新企画としてWEB漫画をスタートさせることにいたしました。あらすじは以下の通り。


 しがない公務員として日を送る主人公が、偶然手に入れた血まみれの木魚。なんとそれは異次元から無敵の戦闘住職<バレットボウズ>を呼び出す鍵だった!お節介焼きな幼馴染みのヤクザ、メガネの委員長(公安委員会の)も巻き込んで、恋の読経は今夜も止まらない!
 ハードウォーミング色即是空ラブコメ「ふたりはプリーストキュア MAX HARD」。07年上旬、堂々妄想開始。来襲も、成仏 成仏ゥ♪


 以上、何もかも嘘です。
 新年早々やりたい放題だな。一月下旬に新年あいさつとか特に。

 一応言い訳すると、あのバレットボウズというお題には元ネタがあると言えなくもない。話せば長くなるのだが、あれは3年前、管理人が今より3歳ほど若かったころ……待って、短く済ませるからブラウザはそのままで。

 3年前に公開された「バレットモンク」という映画を覚えているだろうか。亜州影帝ことチョウ・ユンファ演じる不死身のチベット僧侶が、強大な力を秘めた奇跡の巻物を守るために大奮闘するアクション映画である。
 「そこの坊主、まるで弾丸!」という勇ましいキャッチコピー、ユンファが二挺拳銃を構えた写真とあいまって「今までと一味違うドンパチ映画か!?」と期待したのだが、実際はそうでもなかったことに少々ガックリしたという、ほろ苦い思い出が発端になっている。
 もともとバレットモンクの原題は「BULLET PROOF(防弾)MONK」なので、坊主が弾丸の雨を降らせて死体の山を築く映画じゃなかったのも当然なのだが、それを踏まえた上で、なおかつ「俺はこういうのを期待していた」という悲しい妄想が、上の『バレットボウズ』だったりする。
 別に「閲覧者の皆様に落としをプレゼント」という暴力的なジョークをやりたかったわけではないので、そのへんはご理解いただきたい。

 なんでユンファが演じたチベットの僧侶ではなく和風の坊さんにしたのかというと、元旦ネタにしたかったから。つまり坊主=和尚、和尚が二人で「おしょうがツー」ってわけ。ハッハッハ! 爆笑!!






マジでゴメン。



 気を取り直して、当サイトにおける新年の目標でも立ててみようか。
 当初の目標であった「モヒカンを充実させる」というのは昨年度でそこそこ度達成できたと思うので、今回はモヒカンにとどまらずもうちょっと広い範囲の悪党をカバーしていきたい。肥満体、ガリ、狂人、おっさん、老人と、まだまだ足りない悪党は山ほどいる。
 …そういやおっさん分が圧倒的に不足してるじゃないかこのサイト。ウルヴァリンみたいないかつい悪党とか好きなのに…あ、アイツはヒーローだっけか。

 まぁおっさんは次回以降に回すとして、今回は正月らしく「鏡もち」の擬人化いってみようか。





 頭部に走る無数の傷は過去に鏡割りを喰らった痕ということにしよう。
 さて、名前はどうするか。「鏡もちたん」じゃぁ芸がねぇしな…。

 冗談はさておき、やはりバイオレンスアクションに肥満体悪党は欠かせねぇと思うのだ。ハート様みたいなアグレッシブなデブもいいが、自分じゃケツも掻けねぇよというようなメガトンデブも、筋骨たくましい巨漢とは別種の威圧感と不気味さがある。
 普通の筋肉悪党と比べると暑苦しさが尋常じゃないので、一作品に一人いれば十分なキャラではあるが、やはりいないよりはいた方がいいタイプの悪党だと思う。ラブコメでいうところの『包容力あるお姉さんキャラ』みたいなものではなかろうか。

 そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。
 羯諦羯諦 波羅羯諦。



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