07.07/04 4頭身の男
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 カワイイことは良いことだ!
 今人気の「ピンキーストリート」を見習って、当サイトの悪党も愛らしい感じでいってみようか!

 というのは半分冗談で、上のは熱血硬派くにおくんリスペクト。正確に言うと、「初代」の系譜(リアル路線)ではなく、「ダウンタウン熱血物語」から連なるデフォルメキャラのシリーズのリスペクトである。
 余談だが、くにおくんを生んだ故・テクノスジャパンのゲームに「西遊降魔録」というものがあった。 西遊記を下敷きにしたデフォルメキャラが大暴れするゲームなのだが、そのキャラはくにおくんとは違って可愛らしさはほとんどなく、怪物テイスト丸出しでグロテスクでさえあった。
 しかし、魔界村や妖怪道中記に見られる「グロカワイイ」センスが大好きだった管理人はこれに惚れ込み、週に一度はゲーセンに通ってヘタクソなりにやりこんだものである(もちろんゲームとして面白かったのが第一の理由だが)。ファミコンにも移植が予定されていたのだが、残念ながら…って脱線しすぎか。

 というわけで今回のテーマは「萌え悪党」。 美少女化という力技を使わず、全員バイオレンスアクション要員というテイストを残したままで、どれだけ可愛く、なごむキャラにできるかに挑戦してみた。
 その第一歩として上のようにデフォルメバージョンにしてみたわけだが、オプションに武器とか血痕とか付いたままだとどうしても無理があると再確認。もっとこう、平和的というかマイルドというか…たとえば、仲の良い2人がお昼のティータイムを楽しんでいるかたわら、別の友人たちが後ろでじゃれあっているような…。そういう萌え漫画っぽい雰囲気を出してみよう。






 なんとなく平和そうというか、ジャレてるような感じは出たと思うが…無表情なヤツばかりだとどうも気色悪い。萌え漫画の雰囲気ってこんなんだっけか…? ていうか上みたいな絵って、うちのマスコットがいつもやってることだよな。

 では、ポーズを工夫してみてはどうか。
 可愛らしい仕草をさせれば外見がアレでも結構イケるものだ。いかつい悪党がそんなポーズをとってもキモいだけだと思うかもしれないが、そうとも限らない。普段のキャラとかけ離れた落差(ギャップ)が萌えを生む。
 例えば、問題ばかり起こしているモヒカン不良学生が、木に登って降りられなくなった子猫を助けてやっている光景に出くわしたら「あれ、あいつ意外といいとこあるじゃん」と思うだろう。
 さらに、子猫を抱えて木から降りてきた本人を前に「お前けっこう優しいんだな」と言ってやったら

「なっ!…バッ、そんなんじゃねぇよ! そのっ…こ、こいつの鳴き声がうるさくて、ひ、昼寝もできなかったんでよ、しょうがなく…」

 みたいに照れ出したら。ほうら萌えてきた萌えてきた。ね?
 このようにギャップというのはその落差が大きいほど効果的に働くわけで、それは可愛らしさを演出する上でも非常に大きなファクターとなるわけだ。
 というわけで、ギャップ炸裂のかわゆいポーズいってみようか。








参考画像↓






 ごめんやっぱキモいわ。

 …描いている最中は気分がノッていることもあり、新しいタイプの萌えキャラを描いている気になっているのだが、後から冷静に見てみるとモヒカンしか描かれていない。あれ? さっきまで描いてた萌えキャラはどこいったんだ? おーい、出ておいで?(紙をひっくり返しつつ)
 こう書いてみるとある種の精神疾患みたいだが、管理人は元気です。

 まぁ、アレだ。今回の更新で分かったことがあるとすれば、 「2連モヒカンとツインテールは系統的にかなり近い」ということくらいか。そう考えると今回の試みも無駄でなかったような気もする。
 以上、「萌え萌え♥凶漢天国」当サイト悪党・怪人シリーズのキャストでお送りしましたー。人数多すぎんだよボケ!




追記:
 ちなみに今回参考画像に使ったアニメ「らき☆すた」だが、放映開始からかなりたつにもかかわらず、今も多くのパロディ動画が作られている。ここ見てる人ならほとんどチェックしてると思うので今さら紹介する意味も薄いと思うが、ひとつ当サイト的に言及せずにはおれないものがあるのでここに挙げておこう。





↑クリックで動画へ


 パロディ動画が出始めたとき、「絶対誰かがやってくれるはず」と思っていたが、 やっぱりあった「BATTLE FIELD2」ネタ。
 何かとネタにされる珍音声「坂田晴美ジャン」まで収録しているあたり、 やっつけ仕事と称してはいるがツボはおさえている。 TVアニメ「攻殻機動隊」のパロディであるこちらと比べると完成度は譲るものの、 よくやってくれたと喝采を送りたい。
 こういうの見てるとBF2欲しくなるよなぁ…。 この手のお祭り戦場ゲーは今のところCOD3で足りてはいるのだが、新作「バトルフィールド・バッドカンパニー」には期待したいところだ。



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