05.07/31 スプラッターハウス
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 空の青さが深みを増してきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。つうか暑いね。マジで。こういう時はやはり肝試しテイストな暑中見舞いで涼気をお届けするのが粋ってものだろう。デッドマン(潰されてるザコ)の体液は見るからにひんやりしていそうだし、夏場には重宝されるだろう。きっとビタミンも豊富だ。


「普通は水着美女あたりを描くもんだろうに、ここの管理人は臓物かよ…」

 と感じた方には申し訳ない。しかしここに来る時点で、そういうのを期待してる人は少ないんじゃないかとも思う。うちの基本方針は「色気はなくとも、元気よく」だからね。夏バテなんかふっとばせ! 緑野菜を食べよう! 青汁も飲もう!

 冗談はさておき。嬉々としてこういうモノを描いている管理人だが、実を言うとホラー映画は大の苦手。とくに一昔前に流行ったスプラッターホラーなどは悪魔の産物とみなして近寄りもしなかった。にもかかわらず「スプラッターハウス」が当時から大好きだったのは、次から次へと現れる化物、魔物、怪異の数々が「倒せる敵/倒すべき敵」だという点にある。「プレデター」のダッチ・シェーファーの言葉を借りるなら「血を流す相手なら殺せる」のだ。

 悪夢と狂気がたっぷり詰め込まれた世界を、パンチとキックとナタと角材と散弾銃とその他色々で戦い抜く。そのシチュエーションに強く引き寄せられ、ゲーセンに通ったものだった。
 その後、紆余曲折を経て血と肉と火薬と鋼鉄が充満するバイオレンスアクションに魂を売り渡すことになるのだが、「スプラッターハウス」にハマっていた頃、すでにその萌芽が見えていたのかもしれない。


 …やっぱり暑苦しい話になってきた。暑中見舞いなのに…。




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