見ての通り、クラゲである。ホイミスライムのオマージュとかではない。
現在当サイトのマスコットに任命しているコイツに相方が欲しいな、と思いたち、ずいぶん前に考案した怪物だ。うねうねした触手がチャームポイントだが、何本あるのかは管理人にも分からない。
ところで「触手」というのは一部の世界では未成年お断りなワイセツ物に認定されている。「え、そーなの?」と思った人は別に調べたりしなくていい。とにかくそっちの方面ではすでに一般常識と化しており、管理人も「触手」という単語だけ聞けばそっちを連想する。
しかし、ある時ふと思った。
「触手を本気でアクションに活かしたらどうなるか?」と。
ぱっと思いつくのは「寄生獣」だろうか。人間の体をたやすく両断する触手ブレード同士の高速チャンバラは他にない魅力があった。だが、ここではあえてそれとは違う方向のアクションを考えてみたい。
つまり、デフォルトで驚異的な力を備えているのではなく、人間のように武器を用いた(ある程度)知性的な戦い方をさせたらどうなるか、ということだ。
無数にある触手がそれぞれ武器を持ち、それぞれが個別の標的を攻撃できるならば、たとえ一本一本の触手が非力であっても驚異的な戦闘能力を持つことは間違いない。
想像図
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ムチのごとくしなる触手に握られた特殊警棒は遠心力によってその威力を増し、なおかつ触手の伸縮によって射程距離も予測不能な伸びを見せる。さらに、一度に襲ってくる数は最大で……よくわからんけどとにかく多い。
リーチ、手数では人類が及ばない格闘能力を持つことは間違いない。こりゃご婦人にイタズラしてる場合ではない。ちょっと頑張ればアクションヒーローになれるんじゃないのか。すごく頑張ればジェダイの騎士も目指せるかもしれん。
ただ、弱点もありそうだ。上の絵を見てもらえれば想像がつくかもしれないが、からまりそうなのだ。
人間ですら2本しかない足をもつれさせたりするのに、あんな数の触手を脳ミソ1個でちゃんと制御できるのか、はなはだ怪しいと言わざるを得ない。…まあ、そこらへんは努力でなんとかしてもらうほかあるまい。
以上、「触手はすごい」という話でした。
追記:
ちなみに管理人が知る中で最も強そうな触手野郎といえば彼だ。