06.07/23 雪女
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 連日の猛暑に疲弊している閲覧者諸氏に、「雪女」で涼気をお届けいたします。
 涼気が最初「猟奇」と変換されてちょっぴり慌てたりもしたが、まぁそれは関係ない。 毎年スプラッターハウスで暑中見舞いというのもアレなんで、たまには目に優しいものを チョイスしてみた。

 本当のところを言うと、はじめ「ツンデレ」をネタに何か描こうと思い、クール美女のモデルを 探していたのが発端だったりする。

「日本ならではのクールビューティって何がいる?→雪女だ!

 人間かどうかなど些細な問題である。
 で、雪女について少し調べてみたのだが、これが予想以上に魅力的なキャラクターだった。
 雪女が人間の男と夫婦になって幸せな日々を送るも、夫が「雪女と出会ったことを誰にも話さない」 という約束を破ったために、女房は雪女としての姿を現し、消えてしまう…という有名な エピソードは誰でも一度は耳にしたことがあると思う。
 この種の話は洋の東西を問わずいくらでもあるが(ヨーロッパでは水の精で似た話がある)、 雪女はその雪という性質から、冷たく恐ろしく、それでいて儚いイメージがある。一説によれば 雪が消えようとする時期に現れる雪女は、例えようもないほど美しいという。


 で、一通り「ヒロインとしての雪女」への興味を満たすと、自然な成り行きとして 「これをバイレオンスアクションに応用したらどうなるか」という風に興味がシフトする。
 とはいえ、女の子に殺るか殺られるかのアクションをさせるのもアレなので、まず「雪女の男バージョン」を考えねばならないのだが、単純に「女」の部分を書き換えると「雪男」になってしまう。
 一文字の違いで冷たくも儚げな美女が毛むくじゃらの類人猿になってしまうのはあんまりだ。雪男とは別の呼称があってしかるべきだと思うが、それはさておき、ここは落描き系サイトとして男バージョンを実際描いてみたい。冷たくも儚げな美男の妖怪がいたっていいではないか。ねえ。










 コレ美男じゃねぇだろって?

 バカ野郎!!男が信奉する価値観はいつの時代も「美しい<<<<<<逞しい」なんだよ!


 「美男がいてもいい」という前言を翻しての逆ギレ。我ながらならず者だと思うが、まぁいいか。いつものことだし。
 ところで先ほど話に出た「雪女の男バージョンの名称」だが、「雪おのこ」が妥当ではないかと思うのだがいかがだろうか。この名称なら美しくも儚げなイメージが…しねぇな。ていうかこの語感は「ますらお」とかに近い気がする。
 うーん…となると武器は山刀? 銃火器はどうだろう。寒冷地でもしっかり作動する銃となると何があるかな。AK47とかカラシニコフ系? となると主人公はロシアンマフィアに雇われた雪の(以下、脳内で戦闘シミュレーション)



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