画面を切り替えての派手な演出からは「オイオイそれ死ぬんじゃねーの!?」的な暴力テイストがむんむん撒き散らされて危険に興奮。あ、クリスマス云々はただのあいさつなので気にしないように。
経験値をためて能力を強化していけばヒートアクションの種類も増え、出せる機会も多くなっていく。このアイデアだけでも戦闘システムは水準をクリアしていると思う。ちなみにこのゲーム、一度クリアすれば各種のおまけモードが選べるようになり、その中に戦闘のみをプレイできるモードもあるのだが、最近の管理人は2周目を中断してこのモードばかり遊んでいる。
このゲーム、武器や回復アイテムが買えるため、わりとゴリ押し的な戦い方でもなんとかなってしまうのだが(防御力を上げるアイテムもあるらしい)、まずは腕を磨くことを推奨したい。爽快かつヤクザチック、バイオレンスに魅せる戦い方を目指すのが「龍が如く」の醍醐味ではないかと管理人は考える。ちゃんとスウェーとか使えよ! あと壁際で戦うようにな! 銃は…別に使わなくてもいいか。
銃で唐突に思い出した。このゲームにおけるコインロッカーは「宝箱」的な位置づけで、街中に落ちている「コインロッカーの鍵」を拾うことで開けることができるのだが、最初に拾った鍵で出てきたアイテムが
手製オートマチック(拳銃)だった時はさすがにびっくりした。さすがは(元ネタが)歌舞伎町。ビルの階ごとに縄張りがちがうだけのことはある。
それでまた思い出したが、いわゆる「馳星周テイスト」はほとんどなかった。台湾マフィアや北京・福建マフィア、イラン人グループが街中で銃撃戦するようなイベントを期待していたのだが(日本じゃ無理だろ)。ついでに言えば、主人公が
「おまえら、みんな地獄に落ちろ」となどとのたまう鎮魂歌エンドもなかった。いや、あっても困るけど。その代わりといってはなんだが、
チャイニーズマフィアの拷問シーンがある。日本製の家庭用ゲームとしてはかなり頑張った描写だ。
さあ、ここで購入意欲がモリモリ湧いてきた貴方!(過剰な期待はせずに)ゲーム屋に直行だ! とりあえず
「やっぱり大陸の連中は半端じゃねぇ」という感想は抱けるはずだから。
というわけで、今回はここまで。シナリオやキャラの魅力については次回以降で触れる…かもしれない。キャバクラや性感マッサージについては…どうするかな。結局ずっと喧嘩ばっかりしてたので、そういう寄り道要素はほとんど触っていないのが現状だったりする。
2周目ではもう少し真面目にキャバクラを楽しんでみようと思う。ジュース飲んでキャバ嬢にティッシュあげて帰ったりするんじゃなくて。
それでは皆さん、よいクリスマスを!