管理人も結構長いことFPSやTPSをやってきて、全世界の猛者たちと数え切れないくらい殺ったり殺られたりを繰り返してきたわけだが、つい先日…実に喜ばしい、記念すべき日を迎えた。

　まずはこの画像を見ていただきたい。






　これはBattlefield：Hardlineのバトルログ（戦績）で、対戦における総プレイ時間やこれまでの勝敗、使用頻度が高い武器等を見ることができる。
　注目してほしいのはこの部分。






　キル/デスの比率が “１”。

　いいですか、１ですよ１。
　つまり倒した敵の数と自分が倒された数がほぼ同じということ。
　これまでいろんなFPS/TPSで対戦してきたが、この数値が１に達したのは初めての経験です。

　今までずっと１未満！ 具体的には0.7台！ シンプルなデスマッチルールだろうが、キルは二の次のオブジェクティブルールだろうが、いつだってデスがキルより多かった！ 「狼は生きろ。豚は死ね」の言葉にのっとれば、管理人はいつだってキュートな子豚さんだった！
　キュートってのは嘘だけど、どのみちキュートさで得をするような世界でもない。どんなに可愛かろうが豚は豚。狼に食われる運命は避けがたい。童話の「３匹の子豚」ではレンガの家でキャンプしてた子豚が最終的な勝者となるが、そんなのは童話の中だけのお話です。FPSなら狼に裏取りされてヘッドショット→屈伸のコンボですよ。
　FPSに疎い人のために説明すると、屈伸というのはしゃがみ→立ちの動作を連続して繰り返すことで、キルした側が敗者に向けて行う挑発行為である。キルされた側が罰ゲームとしてリアルで屈伸するというわけではない。そんなんだったら今頃俺の太ももはアスリートみたいになってるっつーの！ バーカ！

　まぁデスが多い理由は自分でも分かる。エイム力が低いのもあるが、敵を見つけたらもうそいつしか目に入らなくなる傾向があり、周辺警戒とか全部忘れて突っ込んでしまうことが多いのだ。移動は常にダッシュ、通路の角を曲がる時は「ファッキンコーナァー!!」とシャウトしつつ全速コーナリング。で、待ち受けていた敵に蜂の巣にされるって寸法だ。
　たまには向こう側からも食パンくわえた敵が走ってきていて正面衝突☆→次の試合で同じ分隊になって「あー！ アンタあの時の！」なんてラブコメイベントが起きてもいいと思うが、今のところそういう経験はない。現実なんてこんなもんです。

　ちなみに360でBF4やってた時のK/Dはこんな感じだ。




　で、PS4のBF4がこちら。





　K/Dが0.77→0.91というのはかなり向上したように見えるが、これはエアバーストというグレネードランチャーの働きによるところが大きい。この武器は人が密集するような狭いマップで威力を発揮するのだが、PS4版は360版よりも参加人数が多いこともあり、使いまくっていたら意外な高スコアになったというのが実情である。現在は弾丸補給のスピードが大きく制限されたので、今やったらK/Dは下がると思う。

　つまるところ純粋に腕前が上がったとは言い難いのだが、それはBFHも似たようなもんなんだよな…。今回キル＞デスになった大きな要因は、カーチェイスモードの「ホットワイア」でRPGを撃ちまくっていたら思いのほかキルが取れたという部分が大きいからだ。
　一応言っておくと物陰で待ち伏せたりはせず、敵のマーク車両をニトロブーストで追いかけるのが主だった（もちろん警察側の時は必ずサイレン鳴らします）。敵の後ろにつけて直線道路に入ったら、助手席に移動してRPGをケツにぶち込む「ホットワイアは初めてか？力抜けよアタック」を試みていたが、最近ではこっちが顔面にRPGを喰らうことも多くなった。
　今後のパッチではRPGの弾数が２から１に減るとか爆発半径が小さくとなるとか弱体化が噂されているし、どのみちこの戦法も今だけだろう。

　ホットワイアでは露骨なキル稼ぎは嫌われるようだし、RPG弱体化もやむを得ない面はある。ただRPGは他のモードでも敵の武装車両を潰す切り札になるので、そのへんのバランスはちゃんと考えられているのか心配だ。
　ホットワイアに限定していえば、いっそのこと爆発物を全て使用不可にするのもアリではないかと思う。人員を満載した敵車をRPGで吹っ飛ばすのは楽しいが、一番燃えるのはこっちも相手も同乗者を載せて、爆走しながら撃ち合いしてる時なんだよな。管理人の車にリスポンした人には速やかに撃ち合いの機会を提供できるよう尽力しているが、力及ばず爆死しちゃったらごめんね。

　仮にRPGが封印されてもまだ「LMG武器庫」があるし、100連ダブルドラムマガジンのMG36でいつも通りトリガーハッピーやりますよ。今でもヘリを追い払うのに重宝してるし、もっと日の目を浴びてもいいと思う。反動きついからバイポッド廃止は残念だけどな。