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14.04/13 その204
「城これ」が話題だし高射砲塔の話でもしようか






 最近知ったのだが「ちく城これくしょん」という育成ゲームがあるらしい。面白トラップ満載の城を築き、攻め寄せる敵兵を虐殺するアシガル・マスト・ダイなタワーディフェンス…と思いきやさにあらず。城郭を美少女化した「お城(じょう)ちゃん」を育てて愛でるゲームらしい。
 ハハーン、そんで火責め水責め兵糧攻めのあげく拙者の破城鎚を喰らえ!ってゲームなんだなこの痴れ者め!と思っていたが、お城ちゃんを育てきったら「廃城」といって自らの手で亡き者にせねばならないのだとか。この点に関してはどういう需要を見込んでいるのかいまいちよく分からない。


お城ちゃんを名城に! お城の擬人化美少女育成ゲーム ちく城コレクションが話題! (NAVERまとめ)


 ま、面白いんじゃないでしょうか。「城姫クエスト」という類似の企画もあるというし、“城”ブームが来ているのかもしれんね。これらがヒットすればヨーロッパの城郭や要塞などが参戦する可能性もある。聞けば「艦これ」にもドイツ艦が登場したというし、バリエーションが増えれば話のタネも増えるってもんだ。
 ――というわけでアレ出そうぜ、アレ。


 高射砲塔




 ミリタリー趣味をお持ちの方ならご存知かと思うが、第二次大戦時にドイツが主要都市を空爆から防衛するために建設した巨大な防空要塞である。
 頂上部に連装128mm重高射砲4基8門、外縁部に4連装20mm高射機関砲4基16門という重武装で、連合軍の重爆撃機・戦闘爆撃機を迎撃し、分厚い鉄筋コンクリートで守られた内部には軍の指揮所や病院、郵便局、その他の機関が置かれ、また同時に市民の避難所としても大いに活用された。

 近代都市に突如として中世の城郭が出現したような威容だが、これがベルリン、ウィーン、ハンブルクの3都市に合計8基も造られたというから、ドイツ特有のやりすぎ感を覚えずにはいられない。
 なお形状については上の写真のような箱型の「第1世代」から円筒型の「第3世代」までのバリエーションがあるが、頂上部に重高射砲を備え、外殻を分厚い鉄筋コンクリートで覆っていたのは同じである。



左から第1、第2、第3世代


 どうです、タワーディフェンスとしてはこれ以上ないくらいうってつけの題材でしょう。『Orcs Must Die!』よりは『Castle Storm』のように“城”が直接手を下す形式のゲームデザインにすればしっくり来るだろう。重高射砲で高高度の重爆を射撃しつつ、高射機関砲で弾幕を張って戦闘機も迎撃。高射砲は俯角も取れるので、地上の敵戦車だって砲撃できます。ヒャッホウ。超楽しそう。
 それはもうタワーディフェンスじゃなくてSIMPLE2000シリーズ『THE 男たちの機銃砲座』じゃないのかと言われそうだが、ドンパチだけやっていたい、ずっとトリガーを引き続けていたいという人には確実に需要はある。例えば管理人とか。

 ちなみに戦車も攻撃ってのはノリで書いたわけではなく、ちゃんと実例がある。大戦末期…というかドイツ降伏直前、ベルリンに侵攻したソ連の戦車部隊が高射砲と交戦し、手痛い損害を出した。以下、部隊を率いていたジューコフ元帥の述懐。


「わが軍のベルリン心臓部への突入は一連のドイツ軍の抵抗によって一時的に阻止された。我々はティアガルテン公園付近で二〜三メートル厚のコンクリート壁を有する高さ三六メートルもの巨大な要塞塔に遭遇し、味方の重砲兵隊が砲弾を浴びせたが破壊することができず、頂上部にある重高射砲と高射機関砲がわが軍の攻撃機だけでなく、地上の歩兵、戦車、戦闘車両を攻撃した」
――広田厚司『ドイツ高射砲塔』


 ソ連軍は203mm重榴弾砲(ベルリン市街戦では建物を吹き飛ばすのに活躍した)を持ち出して高射砲塔を攻撃したが、さしたる効果はなく逆に高射砲で反撃されて大きな被害を出した。そもそも高射砲は、はるか上空を時速数百キロで飛ぶ爆撃機を落とすための兵器である。地上の戦車や野砲など静止したハエを叩き潰すようなものだったろう。
 この他にも“シュトルモビク”イリューシン Il-2の編隊が高射砲塔を攻撃し、4連装機関砲とやりあったらしいが……彼らがどうなったかは大体想像がつく。ソ連軍の無茶振りはいつものことだが、こんなSTGのラスボスみたいなのとやりあえと言われたパイロットには心底同情せざるを得ない。

 そんな具合に(局地的には)活躍した高射砲塔だったが、質・量ともに上回る連合軍を止めることはできなかった。
 主武装である128mm重高射砲は当時のドイツが持ちうる最新・最高の高射砲だったが、高高度を飛ぶ爆撃機を撃墜するには若干苦しい面もあったようである。


 ドイツの対空砲は実際に、あまり命中精度が高くなかった。大戦中、敵機を一機撃墜するためには重対空砲[口径七・五〜十二・八センチ]を平均三千四百発発射せねばならなかった。敵の爆撃機編隊が大損害をこうむるのは、砲弾を濃密に集中した弾幕の中に編隊が飛び込んだ時だけだった[英国空軍の夜間爆撃は編隊を組まなかった]。
――サミュエル・W・ミッチャム『ヒットラーと鉄十字の鷲』

ドイツ人には気の毒なことだが、高射砲の効果は実際に敵に与える損害よりも、見た目の上の効果の方が大きかった。八八ミリ一九三六年式高射砲[大戦中の主力、最新型は一九四一年式]が高高度の敵機一機を撃墜するには、平均して一万六千発の砲弾が消費されていた。
――ウィリアムソン・マーレイ『ドイツ空軍全史』


 「ドイツの対空砲は命中精度が高くなかった」というのはやや語弊があるように思う。高射砲の性能云々の前に、レーダー技術の遅れや兵員の質の低下、弾薬の不足といったマイナス要素がいくつもあったし、その能力をフルに発揮できたとは考えにくい。
 かくしてドイツ諸都市の市民にとっては「見た目の上の効果」――轟く砲声や閃く砲火――ばかり立派で、空爆をちっとも防げない高射砲に対する信頼はどんどん失われていった。

 ただ、高射砲塔は市民が避難する防空壕としては大いに役立った。もともと1万人を収容できるよう設計されていたが、実際には階段も使って避難者を詰め込み、最大で3万人が避難できたという。そこでベルリン市民が高射砲塔につけたあだ名が「世界一安全な棺」。ジャーマンジョークもなかなかシニカルだ。
 とはいえ8基の高射砲塔はいずれも爆撃に屈することなく戦争終結まで持ちこたえたわけで、少なからず市民の命を救ったのは間違いない。
 『ドイツ高射砲塔』の著者も書いていたが、高射砲塔が誇れる存在意義はその一点だったかもしれない。



 管理人が高射砲塔に惹かれるのは、時代の仇花としてほんの一時だけ輝いたという、ある種の儚さを感じる部分が少なくない。爆弾やミサイルの進化によって要塞という存在そのものが過去のものになっているし、高射砲塔のように「重武装と耐爆構造に物をいわせて爆撃機と真っ向勝負する」という要塞は、もう二度と作られることはないだろう。

 高射砲塔の発案者たるヒトラーは、この塔を単なる軍事施設にとどまらず“勝利の記念碑”にしようと考えていたそうだ。戦争終結後には外壁をレリーフで美しく装飾し、第三帝国の輝かしい勝利の象徴とする――。そんな伍長閣下のお花畑ドリームも彼の帝国とともに灰燼に帰し、瓦礫の中でなおも屹立していた8基の高射砲塔も、多くが連合軍によって爆破処理された。
 恒久的な建造物として造られながら、高射砲塔が歴史の表舞台にいたのはわずか4年ほどと短い。だが短いながらも苛烈を極めた戦争末期に、最後まで屈することなく本分を全うしたところに、敗者の悲哀と隣り合わせの矜持のようなものを感じないでもない。





* * * * * * * * * *


 ところでこの高射砲塔、WW2を扱った洋ゲーにはしばしば登場しているようで、管理人がプレイした中だと『Medal of Honor:Airborne』と『Sniper Elite:V2』でステージのひとつとして採用されていた。それぞれ面白い立ち位置なので、史実との違いを見ながら紹介していこう。



・『Medal of Honor:Airborne』(2007)


 まずゲームの説明だが、米軍の空挺部隊を主役に据えたFPSである。各ステージは箱庭風になっており、プレイヤーはステージ開始時及び再スタート時に上空からパラシュート降下することで戦う場所を(ある程度)自由に選べるのが特色。
 その後MOHシリーズはCODコピー路線に走り表舞台から姿を消すが、本作MOH:ABは独自の魅力を開拓した良作だったと管理人は今も思っている。

 本作における高射砲塔の出番は最終ステージ。対空戦闘真っ最中の高射砲塔に空挺降下せよ、という正気を疑いたくなるようなミッションに駆り出されるわけだが、輸送機の中――ステージ開始前の演出――にて大方が予想した通りのアクシデントが起きる。





輸送機の機首が砲撃で吹っ飛ぶ。


 奥に見えるのが件の高射砲塔ですな。というか輸送機の高度低すぎやしませんかね。機関砲の射程範囲だぞこれ。

 さてこの高射砲塔だが、形状としては第三世代のそれを模しており、ウィーンに現存するアウガルテン高射砲塔とかなり近い。


 


 ゲーム版は周囲の建物と比較すると史実のそれより一回りほど大きいようだが、それを除けば再現度はかなり高いように思う。

 プレイヤーは半壊した輸送機から降下――というか機外に吸い出された後、頂上部に降下し、外縁部をぐるっと回ってから内部に侵入。地下まで下りて脱出という流れだが、頂上部の重高射砲、外縁部の高射機関砲などをつぶさに見ることができる。
 ちなみに登場する敵は、最終ステージとあって重装甲・高火力の強敵「ナチ・ストームエリート」を筆頭に大勢のドイツ兵が歓迎してくれるが、史実だと高射砲の運用は「フラック・ベイビー」と揶揄される10代の少年たちや、女性からなる「空軍補助員」が大部分を担っており、戦闘員どころか正規の兵士すら少なかったという。高射砲塔に限らずドイツ本国の高射砲部隊はどこもそんな感じだったようだ。普通の兵士は軒並み西部と東部の最前線に送られてたからね。

 そもそも先に述べたように、空襲中の高射砲塔内は避難してきた市民が多数ひしめいていたはずで、そこに空挺隊員が銃を振りかざして突入などしようものなら阿鼻叫喚の地獄絵図になったことだろう。

 なおラストは塔外に脱出して爆弾を起爆させ、高射砲塔をビル解体よろしく瓦礫に変えるわけだが、このあたりもゲーム的…というかエンターテイメント的。実際には破壊するのにものすごい手間がかかっており、ベルリンのティアガルテン高射砲塔などは壁面にドリルで400以上の爆破孔を開け、35トンのダイナマイトを仕掛けてようやく破壊している。




がんばってこんな感じ。



 中には一度の爆破では破壊できず、3回も爆破を行ってようやく破壊できたケースもある。上で紹介したアウガルテン高射砲塔もソ連軍が爆破を試みたが失敗し、結局今日までその姿をとどめている。
 まぁエンターテイメントに徹するなら「悪の本拠地」は綺麗さっぱり吹き飛んだほうが気持ちいいので、MOHはあれでいいと思う。作戦そのものの荒唐無稽さも含め、ゲーム的には良アレンジだったということでまとめたい。




・『Sniper Elite V2』(2012)


 ドイツ降伏直前のベルリンを舞台にした狙撃TPS。
 このゲームの魅力は雑文178・179で書いたので省略するが、中盤のミッションで高射砲塔が登場する。ナチスの幹部を暗殺をするため、狙撃に最適な場所が取れる高射砲塔に潜入する…というミッションだ。
 塔はMOHのような架空のものではなく、これまで何度も名前が出ている「ティアガルテン高射砲塔」(第1世代)である。




下はハンブルクに現存する、同じ第1世代のヘイリゲンガイストフェルト高射砲塔



 ティアガルテン高射砲塔はベルリン中心部という激戦地に建っていたこともあって逸話が多く、先に述べたソ連軍の地上部隊と交戦した話や“戦車破壊王”ルーデルの療養先としても知られている。彼が片足を失う大怪我を負った際、運び込まれたのがこの塔内部の病院だった。

 …ここまで管理人は「高射砲塔」という言葉を一個の建物の名称のように使ってきたが、本来高射砲塔という防空施設は“戦闘塔(G塔)“指揮塔(L塔)の一対で構成されている。
 一般に高射砲塔と呼ばれる建物は戦闘塔を指している。指揮塔は戦闘塔から500メートルほど離れた場所に建てられており、形状は切り分けたカステラのような長方形、かつ頂上部に大型のレーダーを備えているのが特色だ。




戦闘塔頂上部からの景色。左奥に見えるのが指揮塔



 戦闘塔と指揮塔が離れている理由は、砲撃の際に生じる衝撃波を避けて正確な索敵・指揮を行うためだという。普通の高射砲陣地でも指揮所は同様にやや離れた位置に置かれていたそうで、重高射砲の衝撃がいかに凄まじいものか分かろうというものだ。

 なんで今この話をしたかというと、本作で主人公が潜入するのが“戦闘塔”であり、そこから“指揮塔(劇中表記は司令塔)”の標的を狙うことになるのだ。




狙撃地点(戦闘塔内部)から指揮塔を見る主人公




コンセプトアート。右手奥が指揮塔だが史実よりアンテナがデカい



 最初から指揮塔行けよと誰もが思うことだろうが、きっと遠距離狙撃でなければいけない理由があるんですよ。具体的にはスナイパーの美学とか。

 そんなわけで派手なドンパチに終始したMOHと違い、SE:V2のミッションではステルスを基本に高射砲塔内部へと侵入することになる。
 こちらの塔内構造はMOHのそれよりシンプルな造りで、かつこじんまりとしている。手持ちの資料では高射砲塔の内部構造が分からないので何ともいえないが、サイズに関してはこのSE:V2の方が史実に近いだろう。ただティアガルテン高射砲塔は地上5階だったはずだが、ゲームだと1階分足りないような気もする。勘違いでなければ予算の都合かもしれない。

 一般の市民がいない、屈強な兵士がたむろしているという点はMOHと同じゲーム的アレンジだが、最も史実とかけ離れている部分は狙撃地点。壁面に開いた穴から指揮塔を狙うわけだが、この壁がやけに薄っぺらい。




 高射砲塔の外壁は薄い部分でも2メートルの厚さで設計されていたが、この画面を見る限りでは1メートル弱の厚さしかない。
 そもそもティアガルテン高射砲塔はソ連軍の重榴弾砲にも耐え抜いたので、このような穴が開いたケースはなかったのではないかと思われる。

 とはいえ戦闘塔ならびに指揮塔の両方を登場させたのは気の利いた演出であり、史実との乖離も目をつぶれる範囲だろう。
 ただ、「高射砲塔に空挺降下」ほどではないにせよ「狙撃ポイントにちょうどいいから高射砲塔に潜入」ってのもかなり狂ったミッションだと思う。


* * * * * * * * * *


 何から何までリアルとは言えないまでも、両作品とも存在感あるステージに仕上がっていると言える。高射砲塔はキャラの立った建造物だけに、今後も登場する可能性はないでもない。
 WW2モノのシューターは最近数が少ないのがアレだが、海外で6月発売の『Enemy Front』は大戦後半の「ワルシャワ蜂起」がベースらしいので、時期的には高射砲塔が登場してもおかしくない。日本で発売される可能性は薄そうだけどね。
 あとは日本でも6/5に発売が決まっている『Wolfenstein: The New Order』くらいか。これはナチスドイツが世界を征服したパラレルワールドが舞台なので「メガ高射砲塔」みたいなものが出ないとも限らない。むしろあのゲームのノリだと巨大ロボに変形してもおかしくないだろう。管理人が望むものとはかなり違うけどな…。

 どっちかといえばWW2モノのフライトシューティングで出てほしいと思う。戦闘機で頂上部の高射砲4基を破壊すればクリアって感じで。
 史実準拠だと無理ゲーもいい加減にしろというレベルだが、そこはゲーム補正ってことでね。きっと楽しいと思うよ!



追記:
 「城これ」の情報が出始めた当時、ふたば二次裏にて「城スレ」が立っていた。
 ああ、城について語ると見せかけてお城ちゃんペロペロとかそういうスレね、と思ってのぞいてみたらド直球に日本の城郭建築について語る渋いスレで意表を突かれた。
 なるほど、まっとうな意味での城ファンって結構少なくないんだなぁと思いつつ見ていたが、思わず笑ってしまった流れがこちら。


無念 Name としあき 14/01/23(木)21:10:38 No.240863805 del
  

  福井とか佐賀とかなんで田舎役人ほどこういうことしたがりますかね?
  大嫌いだ


無念 Name としあき 14/01/23(木)21:15:40 No.240864941 del
  >福井とか佐賀とかなんで田舎役人ほどこういうことしたがりますかね?
  民衆蜂起が起きたら役所?に篭城できるね

無念 Name としあき 14/01/23(木)21:18:44 No.240865632 del
  県庁は現代の天守閣だから……

無念 Name としあき 14/01/23(木)21:22:42 No.240866489 del
  >大嫌いだ
  自動車入りにくすぎワロタw

無念 Name としあき 14/01/23(木)21:37:03 No.240869793 del
  >大嫌いだ
  周辺市町村と戦することを前提にしてんのかなこの県庁は

無念 Name としあき 14/01/23(木)21:40:53 No.240870717 del
  >>大嫌いだ
  >周辺市町村と戦することを前提にしてんのかなこの県庁は

  金沢を攻めるつもりか、もしくは第二次一向一揆が発生しても大丈夫なようにか…



 城の跡地にそっくり県庁を建ててしまうセンスが面白すぎる。
 どういう理由でこうなったのやら、と思っていたらYahoo知恵袋にこの件について質問した人がおり、福井県民の人が回答していた。



福井城跡地に福井県庁があるのはなぜ?
kassy1908さん

福井城跡地に福井県庁があるのはなぜ?
かつて福井城があった場所には、現在福井県庁があります。
なんと、堀に囲まれたど真ん中に県庁があるんです。
地図で見ると、何か妙な違和感がありませんか?
何様ですか?
殿様ですか?

通常、城郭跡地には何か公園とか歴史博物館でも建てる
ものだと思います。
こういった歴史的な場所にお役所を建てるのってどうかと
思うんですが、どうでしょう?


(クリックでgoogleマップ)




      


ベストアンサーに選ばれた回答
okabo0504さん

福井県民です。福井県以外でも少なくはないそうです。
県庁が建てられた理由は、一等地を県民に!というつもりだったんです。
しかし結果的には大失敗で職員の殿様気分!と言われています。
跡地には県庁と県警と県議会の会館があります。地下駐車場もあります。
福井県は県庁等の移転を何度か取り上げていますが、老朽化になるまで待て、周辺の居酒屋が反対、等で進展はありません。


 なるほど、利便性のよい場所を譲ったということらしいが…それでも「城」のポジションにお役所があるというのは微妙な気がしないでもない。
 とは言ったものの、管理人がコレを見て真っ先に考えたのは「ゾンビハザードが起きたら立て篭もるのにうってつけだな」ということなのだが。もっとも『ワールド・ウォーZ』みたいなゾンビだったら人海戦術で堀を埋められて詰むと思うけど。






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